ミニベロにフロントディレイラーは不要
実証するために、東京多摩地域から道志みちを抜けて山中湖まで走ってみました。(往復約150km獲得標高1800m)
ペダルすら取り替えてない買ったまんまでGO。
サイコンマウントもないので(ハンドル径がø25.4なのでレックマウントも付けられなかった)背中のポケットに放り込んで走ります。
多摩サイクリングロードを降り、野猿街道をおそらく25km/hという猛普通スピードで駆け抜けていきます。
相模原のどこか灰色な町を抜け、津久井湖を渡り、クロワッサンがとても美味しいと職場のおばさんから聞いていますが、一度も入ったことがないし今後も入らないであろうゼブラコーヒー&クロワッサン津久井本店の前を通過します。ここを通るのはどうしても開店前か売り切れた後だからです。15時には売り切れるらしいです。
この店の先はゴルフ場のある丘になっていて、ここを座ったまま登るのにギアが足りれば、山中湖まではギアはたぶん足ります。
問題なく登りきれたのでたどり着けそうです。
ここを下ればすぐに道志みちです
道志に入るとぐっと景色がよくなります。
山中湖は先週の時点で散ってましたが、道中はちょうど見ごろでした。
道志みちに入ってから約20地点の一里塚の休憩所で補給食を取ります。ここで200kcalくらい取っておくと最後の山伏峠が楽です。(個人の感想です)
ギアも最後の1枚は使わないで済んでますし、下りで勢いを付けて一気に登るって言うときでもトップ側も丁度良い感じですね。
富士山が見えてきました。ここで富士山がきれいに見えていると早く見に行きたい気持ちになります。
山伏峠前の道の駅でトイレと水分補給。今日は天気がいいのでロード乗りもいっぱい居ました。鹿バーガーが気になりましたが食べませんでした。
ここを出ると山伏峠。約30分間の登りです。
写真がないのでgoogle mapから拝借しました。この山伏峠で一番きつい直線まで最後のギアは使わずに済みました。正直つらいので大人しく最終兵器32Tをつかって残りを登っていきます。8速しかないのでギア1枚でぐんと軽くなります。
で、無事登り切って山伏トンネルを抜け
山中湖に着きました。途中では綺麗に見えていましたがここにたどり着く1時間の間に曇ってしまったようです。山中湖には年に10回は来ますが、午前中11時くらいまでに来るのをお勧めします。午前は見えていて午後に曇ってしまうパターンが多い気がします。
道の駅から山伏トンネルまでの区間で記録をとっているのですが、ロードでアタックした記録が27:49。今回の登った感じだと、ロードなら29分台くらいの感覚だったのですが、30:49でした。
フラットペダルのせいもあるだろうし試行回数が1回なのでなんともいえないですが、2分くらいは遅くなりそうです。でも6万2000円でしかもミニベロなら十分じゃないですかね。
という訳で無事フロント52Tリア11-32Tで登りきることができました。
当然山伏峠より傾斜のきつい峠なんていっぱいある訳ですが、このCrestはミニベロで、コンセプトはROJI(路地)バイクです。フロント1枚で山中湖までこれたのだから、やはりミニベロのコンセプト的に、専用台座を用意してまでフロントディレイラーは要らないんじゃないかなぁと思います。
用は済んだので庄屋でほうとうを食べて帰ります。山中湖畔のほうとう屋はコンプしましたがここが一番お気に入りです。写真は拝借しました。
17時には日が暮れるので食べたらさっさと帰ります。山中湖滞在時間1.5時間。
ダウンヒルですが、
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通常のミニべロよりもステアリングのへッド位置が高くなるため、ミニベロ特有のハンドリング時のふらつきを軽減し、より安定したコーナリングを行うことができる。
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とternは書いていますが、この効果か分かりませんが、実際ダウンヒルも安定して降りて行けました。ブレーキングに関しても、ミニベロは前のめりになるのかと思いきや意外と後ろ重心で安定してますね。
ただ、疲れ方はやっぱり段違いですね。初期装備のフラットペダルのせいもあるだろうし、初期装備のサドルのせいもあると思いますが、帰ってきたときは全身ガタガタでした。
今度来るときはフルチューンして比べてみたいと思います。